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新型インフルエンザの船橋市の対策

新型インフルエンザの船橋市の対策 千葉県船橋市では、6月8日の午後以降に相次いで新型インフルエンザの感染者が出ました。感染者は船橋市内の中学生に集中しており、集団感染の可能性が強まりました。

船橋市内の感染者は3日後の11日には20人に膨れ上がり、そのうち18人が船橋市内の同じ中学校に通う生徒であったため集団感染と指定されました。

この中学生たちはほとんどが3年生で、6月3日から5日にかけて東北地方へ修学旅行に行ったことが分かりました。また彼らが訪れた東北地方の会食所の店員や利用したバスのバスガイドにも感染者が出たことから、学校内での集団感染という経路が明らかになったのです。

学校内の集団感染が確認されたことで、船橋市をはじめ千葉県内は一時騒然となりました。この中学校は新型インフルエンザ感染者が出た時点でいち早く休校となり、消毒などの措置がとられました。

また千葉県内で行われたスポーツ大会に参加した千葉県内の他の市にある中学校の生徒にも感染者が出ました。まだ新型インフルエンザの感染者が日本で確認されてから比較的日が浅かったこともあり、船橋市の感染状況に日本中が注目しました。

早めの休校措置などが功を奏したのか、船橋市の新型インフルエンザ集団感染は同月24日に終息宣言が出されました。最初に感染した患者たちが無事に治癒し、また新型インフルエンザの潜伏期間とされる1週間に渡って新たな感染者が出なかったことを受けてのことです。



新型インフルエンザの船橋での感染者

新型インフルエンザの船橋での感染者 結局この船橋市内中学校区域での新型インフルエンザの感染者数は、3歳から48歳までの42人にのぼりました。うち80パーセントにあたる34人が、最初に感染者が出た中学校の生徒でした。

今回の新型インフルエンザは季節性インフルエンザに比べて感染力が強く、潜伏期間が比較的長いため気付かずに感染が拡大しやすいと言われています。

また船橋市内の集団感染は国内でも早い段階での発生だったにも関わらず、ほとんどが同じ中学校内で収束しました。感染者が出たことは残念ですが、それ以上の感染を食い止めたということは注目すべき点でしょう。

最近では小さな子どもへの感染で、インフルエンザ脳症の発症も報告されています。小さな子どもは脳症のリスクも高く体の抵抗力も少ないため、高齢者とともに予防の徹底が呼び掛けられています。

また糖尿病や腎臓疾患などの既往症がある人、妊婦は免疫力が低下しているため重症化しやすいと注意を喚起しています。ワクチンが多くの人に行き渡るまではまだ少々時間がかかりそうです。

また厚生労働省では本格的な流行が始まったという声明を出しました。この冬に予想される流行に備え、家族や職場において手洗いやマスク使用を積極的に行いましょう。


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